ただ読んだ本を記録していくだけのここ

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12月読書メーター(2016)

あけましておめでとうございます。っつってもう7日。給食で出た七草粥がめちゃんこマズくて苦痛だったことを思い出します。
お正月は、好きなお正月シーンがある漫画の記事を書きたかったのですが、黒豆やかずのこを皿に盛り、していたら正月が終わっていました。

読書メーターは続けます。
2016年12月の読書メーター
読んだ本の数:19冊
読んだページ数:3314ページ
ナイス数:60ナイス

鬼は笑うか (マーブルコミックス)鬼は笑うか (マーブルコミックス)感想
17歳の息苦しさよ…生理の呪いはかなり重かった。
読了日:12月22日 著者:木村ヒデサト
大胆不敵ラブコール (バーズコミックス リンクスコレクション)大胆不敵ラブコール (バーズコミックス リンクスコレクション)感想
学ランは画面が締まる…けど、学ランからブレザーになる垣本もいいね!
読了日:12月21日 著者:塔サカエ
あさって朝子さんあさって朝子さん感想
エ~デルワァ~イス
読了日:12月20日 著者:伊藤理佐
傘を持て (バンブーコミックス 麗人セレクション)傘を持て (バンブーコミックス 麗人セレクション)感想
タイトルが大好き。作者もびびる畑中のキャラ、ぶっとんでて良い。
読了日:12月16日 著者:たうみまゆ
乙嫁語り 9巻 (ビームコミックス)乙嫁語り 9巻 (ビームコミックス)感想
刺繍中のパリヤの顔がゴルゴみたいだった…
読了日:12月15日 著者:森薫
WHITE NOTE PAD 2 (フィールコミックスFCswing)WHITE NOTE PAD 2 (フィールコミックスFCswing)感想
別人になっていく自分と、別人になっていく元自分、読んでいて切なかったけど、新しく生まれ変わるのは悪いことじゃない。ふたりの、元自分同士という新しい関係も温かな感じで終わってよかったと思う。
読了日:12月15日 著者:ヤマシタトモコ
傘寿まり子(1) (KCデラックス BE LOVE)傘寿まり子(1) (KCデラックス BE LOVE)感想
家族がいても安定するわけじゃない。80にもなって仕事し続けるまり子さんはすごい、と思う。
読了日:12月15日 著者:おざわゆき
こちらあみ子こちらあみ子感想
子供の頃の暑苦しさやわけのわからなかったあの子、不潔な感じや感情の爆発を思い出して息苦しい小説だった。好き
読了日:12月14日 著者:今村夏子
たーたん 1 (フラワーコミックスアルファ)たーたん 1 (フラワーコミックスアルファ)感想
うさぎドロップみたいになりませんように…と思いながら読む…ならないか。いまのところ、鈴ちゃんはお母さんが恋しい。
読了日:12月9日 著者:西炯子
透明なゆりかご(4) (KC KISS)透明なゆりかご(4) (KC KISS)感想
子供のとき、反省文を書いてばかりの沖田さん自身の生き辛さもなかなか気になった。寝転んで足を空に向けて歩く遊びはかわいかった。
読了日:12月9日 著者:沖田×華
ひとり上手な結婚 (講談社文庫)ひとり上手な結婚 (講談社文庫)感想
山本文緒伊藤理佐も好きなのでふたりの仲良しエピソード読めてよかった。
読了日:12月7日 著者:山本文緒,伊藤理佐
逃げるは恥だが役に立つ(8) (KC KISS)逃げるは恥だが役に立つ(8) (KC KISS)感想
きちんと報酬を要求するのは悪いことではないよね。最後、みくりが平匡さんに救済されてて羨ましい。
読了日:12月7日 著者:海野つなみ
亜人(9) (アフタヌーンKC)亜人(9) (アフタヌーンKC)感想
アニメの佐藤さんがとてもよいので、声がばっちり脳内再生されて楽しい
読了日:12月7日 著者:桜井画門
僕のセックススター (onBLUEコミックス)僕のセックススター (onBLUEコミックス)感想
黒髪男子がかわいいね。ルーズソックス男子はこの絵柄だから許されるのではないだろうか…
読了日:12月7日 著者:ためこう
貯まる生活―見えない未来にそなえる家計マネジメント術貯まる生活―見えない未来にそなえる家計マネジメント術感想
よっしゃOK!
読了日:12月6日 著者:林總
ボーイズラブ!  1 (onBLUEコミックス)ボーイズラブ! 1 (onBLUEコミックス)感想
3人の関係がどんどん変化していく。着地点がみえないからおもしろい
読了日:12月6日 著者:松本ミーコハウス
サチのお寺ごはん 2 (A.L.C.DX)サチのお寺ごはん 2 (A.L.C.DX)感想
豆腐のそぼろごはん…クソめんどいけどやりたいけどくちなしの実とか買ってらんねえから卵でいいかってなりそう
読了日:12月6日 著者:かねもりあやみ久住昌之青江覚峰
サチのお寺ごはん(1)(A.L.C.DX)サチのお寺ごはん(1)(A.L.C.DX)感想
とうもろこしの芯でだしをとりたい!
読了日:12月6日 著者:かねもりあやみ,久住昌之(原案協力),青江覚峰(監修)
きのう何食べた?(12) (モーニング KC)きのう何食べた?(12) (モーニング KC)感想
山田さん、抜けてそうで肝心なところで抜けてなくていいかんじ。
読了日:12月6日 著者:よしながふみ

読書メーター

たくさん読みすぎた。
レンタルがほとんど。
BLたくさん。私にしては。情報収集をした甲斐があった。
ヤマシタトモコの入れ替わりものは、本当にいいおわりかただったと思う。私は好き!
逃げ恥の、みくりを縛る「小賢しい女」という言葉を平匡さんが解いてくれたあのシーン大好きで、ドラマでもやってくれてほんとうに良かった。ドラマまじ面白かった。楽しめるコンテンツだった。

綿矢りさ、しゃもじ

これを読んだんだけど

しゃもじは必ず濡らしてね

というメッセージをわたしは、綿矢りさから受け取った。

主人公の女の子は、同棲相手の家での炊事、きちんとしゃもじを濡らしてごはんをよそっていた。

綿矢りさの何年か前の作、「勝手にふるえてろ」の主人公の女の子は、しゃもじを濡らさずにごはんを盛る女に憎悪を向けていたのを私はよく覚えている。
おかげさまでしゃもじを濡らすたびに私は綿矢りさを思い出すことになり、それってけっこう毎日で、私はちゃんとしゃもじを濡らしていますよ、と、綿矢りさに報告している。脳内で。

だから、またしゃもじが出てきて私は嬉しい。

私の読書感想文はズレている

最近非常にそう思う。
自分の読書体験を、全然、うまいこと文章にできなくて、始終スベッている感じがする。
自分のためだけに記録してるんだからいいんだけど、やはりワールドワイドに発信しているからには、うまいこと綴りたい欲が出てきてしまって、気になる。


まあ、原因はわかっていて、私は本を、「面」ではなく「点」で読んでいるからだと思う。
ストーリーを追うよりも、このコマが好きとかこのエピソードがむちゃくちゃいいとか、このキャラクターが好きとか、このセリフがいいとか、手の描き方がとか、このキャラクター、アディダスのスタンスミス履いてる!わかってる!とか、このそういう細かなところばかりをみていて、そしてそこばかりに感動し、本質を掴めていないのだと思う。(現に、あらすじを説明するのが無茶苦茶苦手だ。オメガトライブなんて梶くんのことしか語れないくらいのひどさ)


読書メーターを見ていると非常にそう思う。
特にBLなんかは、私が持つ感想はかなり的外れな気がしてならん。
私って正統に楽しめていなくない…?なぜBLを読んでいるんだ…?と問答を始めてしまう。まだこの問答は脳内をさ迷っている。
直近で、「大胆不敵ラブコール」というBLを読んだ。

大胆不敵ラブコール (バーズコミックス リンクスコレクション)

大胆不敵ラブコール (バーズコミックス リンクスコレクション)

面白かった。面白かった、というより、BL は、好みだった、という感想を持つ方が正解だと思っている。(ズレてる私の意見です)BLを読むに当たっては好みか好みじゃないか、が、面白いかどうかより先にくる。…気がする。
というわけで、「大胆不敵ラブコール」は好みでした。
で、私がこの漫画の感想を書こうとしたら、「制服」のことについてに終始すると思う。(あらすじ…?は大体表紙のかんじだよ!)
最初は学ランだったメインカップルふたりが、途中で攻の子が転校してブレザーになるのだけど、この学ランからブレザーに変わるという変化が、ものすごい作用を引き起こしていないか!?受の子はもう学ラン似合いすぎててそれはそれでよいとして、攻の子、ブレザーになったとたんに私は彼のキャラクター性というものががっちりと掴めたんだよ!と私はガーガーと力説したいのだけど、これって、あまりストーリーと関係がないのだよね…。
あと、あとがきの作者さんがめちゃくちゃテンション高くて、面白い文章だったのがかなり良かったんだけど、これもむちゃくちゃ小さな情報で、いらないよね…?
読書メーターで、他の人の感想も目を通すのだけど、制服がどうの言ってるの私だけ。あ、ズレてる私、と。ピンポイントすぎる、私。

読書で、どこに目をつければいいのか全然わからん!
けど、もう仕方がないのでズレたまんま、いきます。
これから綿矢りさ、読みます。
ピンポイントでよみます。

オメガトライブ梶くんに救われた話

マンガワンというアプリで、オメガトライブが無料で全巻読めます。私は読んでいます。
初めて読みましたが面白いです。

Omega tribe 11 (ビッグコミックス)

Omega tribe 11 (ビッグコミックス)

今、オメガトライブのあらすじ云々はおいておいて、私は、オメガトライブのキャラクター、元暴走族の梶秋一くんのセリフに救われました。
梶くんは、母親が嫌いです。嫌いどころか憎んでいて、殺す、とまで思っています。母親は、ある新興宗教に入信していて、子供の頃に嫌なことをたくさんさせられてきました。
そんな梶くん、小学生の時に、豆腐屋のなんとか君から、母親の悪口を梶くん自身に面と向かって言われました。「人殺し」「詐欺師」「インチキ神様」などなど。全部大当りだったそうです。現在、その豆腐屋のなんとか君は、二丁目で働いているそうです。梶くんが、玉を二個、「すり潰した」からだそうです。
大人になった梶くんは叫びます。
「ぶっ殺したい程憎んでる親でも、他人様に悪く言われちゃ玉二個くらい覚悟しろよ、ってこーいうこった。」



私は今まで「親の教育がわるい」というふうに罵られたことが数回あって、そいつらのことは絶対に許さないと思っていました。
確かに私の失態で、相手が怒るのは当然だったと思うようなことでした。だとしても!!!親は関係ねーだろ!!私だけを罵れよ!!と思うのでした。
親を持ち出してきた人は、たぶん私を傷つけるために言っていたのでしょう。私をこてんぱんにするために。ああ、こてんぱんにされましたよ。精神が粉々になりましたよ。大成功だね。やったね。
だから、梶くんの「殺したい程憎んでる親でも」のセリフで「私はやっぱり怒ってよかったんだ」と確信したのです。
梶くんありがとう。次はあなたに倣い、玉をすり潰します。女性だったらどうしましょうか。

たそがれたかこ8巻 喜怒哀楽が激しくなってきたたかこさん

たかこさん、一花をみて「キモイ」と言った男子生徒にブチギレ。いや、面と向かってではなく、そのあと話した教師にぶつける。「ふざけんな、童貞うばってやろうかコノヤロー」と、思いました。って。

たかこさんは、かなり感情の起伏が激しくなっていて、たぶん今まで怒ったり怒鳴ったりはしゃいだりしたことがなかったんだろうなあと思う。
ナスティインコもとい谷在家光一との出会いによって、もたらされた変化だね。
あまりにも乱高下する自分の感情についていけてなくて、それで涙がでたりするんだろう。
いままで生きてきて色々と不満があったのに言えなくて、でもそれは言い方やタイミングがわからなかったからだ。
本当はずっと不満に対して怒ってて、それが今、爆発している感じがする。
怒ってもいいんだと、わかったんだと思う。
これからどんどん怒ってほしい。
(更年期とかも原因かな…?まだ更年期を経験していないのでわからないけど)

たかこさんは、碧海に彼女らしき影があったりで落ち込んだりするけれど、一花ちゃんは憧れのマキちゃんとお近づきになって劇を見に行ったりして、元気になっていきそうな予感。
マキちゃんにときめく一花ちゃんはかわいい。元々宝塚ファンだったりして、観劇には慣れているようす、何か刺激を受けるのはいいことだ。うれしいな。
ま、最後は不穏な感じだったが…

私も色々、ふざけんなって怒りたいよ…


たそがれたかこは大好きだな…
tricolour22.hatenablog.com
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