シュトヘル13巻 シュトヘルは女の子?を考えたい
シュトヘル 13 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)
- 作者: 伊藤悠
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2016/09/12
- メディア: コミック
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ハラバル生きてた…よかった…
ハラバルはシュトヘルの強敵(とも)的な存在なのだろうか。
共闘して「愉しい」と思えるようになったハラバルには余裕が出来てて心からほっとする。
ハラバルには子供が似合う。
それにしてもスドーってどこにカテゴライズすればいいのかわからない。
スドーはシュトヘルの体(れっきとした女体だ)でも男子みたいにふるまう。男子みたい、というより、スドーのままふるまっていて、「いま自分が女だ」っていうことには全然頓着していない。
ユルールにキスされても、全力で「ゲー!」みたいになってたし、たぶんヴェロニカにも男として惹かれたんだろうし、不思議な感じがする。
女体に転生した男性は女体に引きずられがちなのに…(私調べ)
スドー、不思議だ…。いや、もともとシュトヘルが「女」を出していないから不自然に見えないんだけれど。
ここへきて、シュトヘルの女性性、を考えたい。
シュトヘルはあまりにも女を出さない女すぎて、むっちゃ気になる。シュトヘルになる前、女の子なのに男にまじって戦ってたこととかも変だ。
しかし、実際美人なんだろう。モテてるし。ナチュラルにモテてるし。
数々の男の関心を引き付けつつも、シュトヘルは女を出さないのがすごい。気になる。
だから、ユルールとシュトヘルの関係、どこにもカテゴライズできない。
なんなんだろうねこのふたりの関係は。
おねショタ…が一瞬頭を掠めたものの、しっくりこない。(ユルールはショタだがシュトヘルはおねえさんか…?ちがうだろ…?)
最後に、ふたりはキスをしていたけれども、ふたりの間にあるものは恋愛ではないだろう。たぶんキスでしか愛情表現ができなかったんだろうな。と思う。あまりにもシュトヘルが「女」でないせいで。
しかし、時々シュトヘルが「女」であることを思い出させるシーンがあって、それが「男性からの視点」であるので作者はやはりシュトヘルを女性として描いてるんだなあと思ったり…
…シュトヘルの女性性、1巻から読んで研究します。したところでどうということはないのだけど。
復讐に燃えるメルミが激しかったね。大人になって、すごい美人になって、ヴェロニカみたいになるかもね。
ヴェロニカで思い出したけど、ヴェロニカは「女」を出しまくってて、シュトヘルと対極の位置にいるね。こりゃヴェロニカも交えて研究しなならんな。