ただ読んだ本を記録していくだけのここ

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「ぼくだけが知っている」プレゼント暴力のはなし

本や漫画を読んでいると、私がもやもやと感じていたことを的確に表現してくれている言葉に出会う。
それは私の視界を広げて明るくしてくれる。

今日は吉野朔実の「ぼくだけか知っている」2巻を読んでいたら「プレゼントって暴力だから」というセリフがあった。
私は雷に打たれた。ピシャーーンとなった。
セリフには続きがあった。「だからあげるのももらうのも僕は苦手だな」。
(これ小4のセリフだぜ、やれやれ)

ああー!あー!これ、これや~!

プレゼントの押し付けがましさを「暴力」って表現してしまう潔さにしびれた。
私も暴力をふるってきましたよ。
ふるわれてもきましたが。
プレゼントは難しい。やりすぎるとしんどい。
つうかタイトルが「プレゼント暴力」だったので
まるまるプレゼントの話だった。子供にあげるプレゼントも、もちろん暴力になります。
安易なプレゼントはやめたい。

「ちいさいお姉さま」って話もよかったな。
主人公・らいち(小4)のお母さん(36)が、らいちのクラスメイトのキリリとした女の子葛木艶子ちゃんにドキドキするの。
お母さん、わかってるう!私も葛木艶子ちゃんが好き。
「スタイルのない人生なんてクズよ」