ただ読んだ本を記録していくだけのここ

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漫勉がありがたすぎる

浦沢直樹の漫勉、なにを語ればよいのか、今のところ放送されたものは全部見ているんだけど全部が泣けるほど永久保存版。漫画読んでてよかったこんなおもしろいテレビあんのか。

今月から喜ばしいことに新しいシーズンが始まり、第一回目は「萩尾望都」。
二度見せざるをえない萩尾望都。テレビ番組表に萩尾望都

開始2分経たずに泣いたよね。
私は漫画や小説の作者がどんな人なのか超絶気になるタイプで、萩尾先生の顔は存じ上げていたものの動いて喋ってる、その姿を見たのは初めてで普通に感動した。
漫勉は、作画の様子だけではなくて、漫画家さんの姿やお喋りを見ることができるのがめたくそ貴重でおもしろありがたいんだ。
萩尾先生がプロを志したのは手塚治虫の漫画のひとコマがきっかけ、とかまつ毛を描くのが苦手だったとか、作画作業を見ながらのお喋り最高に面白い。 
もちろん浦沢さんもめちゃいいコメントしてくれる(萩尾先生のGペンの持ち方を「彫刻刀で彫ってるみたいですね」とか)。
ああ、こんな部屋で描いてるんだ、こんな環境で。
ひとコマの下書きに何時間もかけて。読むのは一瞬、まじで一瞬なのに何時間も。
ぼろぼろの自作のトーン表。
「すきとおった銀の髪」の原稿(わけのわからない「ほ、本当に描いてたんだ」感)。
どえらいものを見てしまった。始終涙目の私。

萩尾先生は、自ら仰っていたけれども、にじみ出るのは「少女漫画が好きで好きで描いている」ということ!
自分もキュンキュンしながら描いているので読んでキュンキュンしてほしい、というお言葉がめっちゃカワイイ、キュンキュンとか言うんだ、たぶん、新しい漫画も沢山読んでるんだ!!描くだけじゃなくて読むのも好きなんだろうなっていうのがわかる。

あと、少女漫画は演劇みたいで映画ではないよねとか、そういえば前回のさいとう・たかを先生は「漫画で映画をやりたかった」みたいなこと言ってたな。面白い、漫画はおもしろいなあ!!!!

まとまりのない記事になってしまったけどまあいいや!!