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久保帯人『ブリーチ71巻』演技過剰が気持ちいい

ブリーチ、普通に面白いですよねって今思ってる。漫画読んでるわーって感じがする。
キャラクターひとりひとりの見せ場がきちんとあって、それが超かっこいい。
超かっこいいのはそのスタイルがかっこいいからだけではなくて、「何かを背負ってる感」があるからで、それが切なくて、かっこつけてるんじゃなくてどうしてもかっこよくなっちゃうんですよ!って感じ。あれ?どういうことだよ。
「それぞれが背負う切なストーリー」が、キャラクターをかっこよくたらしめている!
と思う。
京楽隊長の卍解、むっちゃくちゃかっこよかった。
技の名前ひとつひとつ、いっちいちかっこよかった。
なんていうか、はっきり言ってどんな技だったのか、全然覚えていないんだけど、とにかくかっこよかったなっていうことだけは覚えている。すごい。
31歳主婦、少年漫画読んでまだ「かっけえええええーー!!!」って思わされてる。すごい。
話が進まないとか、主人公が出てこないとか、どうでもいい。
今!この回が!かっこよければそれでよくない??!!って感じで私はブリーチを読んでいる。

いや、もうブリーチ読んでても、かっこいいかしらんけど演出過剰でお腹一杯ですって人もいると思う。
そう、ブリーチは、演出、演技が過剰なんだ!
また漫勉の話するんだけど、萩尾先生の回で、キャラクター描きながら「演技させる」って言葉が出てきていた。(たしか。もう一回見て確かめます)
私はびっくりしたんだよ!
漫画描いてる人達は、キャラクターに演技させていたのかと!!!!
ほーーー!!!なるほどなるほど!面白い!と思った。
それから、「キャラクターは演技している」と思って漫画を読んでみると、ブリーチの演技演出の過剰なこと過剰なこと!!
はっはあ。
これかー、面白い。
この演技演出がもっっと過剰になると、「イノサン」みたいにミュージカルになってゆくのかもしれない。

ま、だからなんだって話なんですが、ブリーチの皆さんの演技、最高です。