ただ読んだ本を記録していくだけのここ

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かわかみじゅんこ パリパリ伝説8巻

 

パリパリ伝説 8 (Feelコミックス)

パリパリ伝説 8 (Feelコミックス)

 

 相変わらず、面白い。

パリ生活9年目、かわかみさんに、「友達が一人もいない」という事実に衝撃を受けた。

誰かを家に呼んだり呼ばれたり、していたのに、友達…いないの…?友達っていうか、知り合い程度ならたくさんいるってこと…?

こうやって、単行本一冊につき1か所は「だ、大丈夫なんだろうかかわかみさん…」と思ってしまうところがあります。

 

笑ったのは、「納豆とみそ汁を用意して、冷凍ご飯を解凍したら、ご飯じゃなくてココナッツミルクだった、どうしろと…?チャプン(タッパーの中のココナッツミルクの音)」というやつ。

やっばい。

 

そしてなんと、パリから離れて田舎へ引っ越してしまったかわかみさん!!

引っ越す不安の中に、画材や日本食材が手に入れにくくなる…とかのほかに、

「パリパリ伝説じゃなくなってしまう」というのがあった。

いやいや、いいんですよ、私はパリ生活が知りたいからこの漫画を読んでいるわけではなくて、かわかみさんの生活が知りたいから読んでいるので、どこでも、いいんですよ。

田舎生活も、結構素敵に見える。

 

デビュー20周年ということで、巻末に、年表のようなものと、これまでに刊行された単行本のちょっとした解説(?)みたいなのがあって、楽しかった。