佐野未央子 日日べんとう1巻
32歳デザイン会社に勤める独身女子の地味な毎日。
何が地味って、弁当箱はわっぱ(20年使ってる)、中身は雑穀米と漬物、家にテレビもパソコンもなし、携帯は安いからキッズケータイ、図書館で借りてきた本を読む、そんなところ。
地味だけど、この生活の根底には「禅の思想」がある。
一本筋が通っていて、読んでて気持ちがいいな。
質素な食生活、女優の母親との確執と、上司との恋愛…になるのかな?あたりがみどころなのだろうけど、恋愛はいまいち気にならない。
私…佐野未央子さんの描くヒーローが好きになれないのだ。
原因は下まつげ。
脇役(主人公の弟)の下まつげだと気にならないのになあ。
あごにちょっとだけヒゲ、ってのもあまり好きじゃない、おしゃれすぎる男が苦手なだけかもしれない。
女優のお母さんが、「THE・女優」って感じでそれが笑える。
笑いどころかどうかわからんけど。