ただ読んだ本を記録していくだけのここ

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在りし日の「おそ松くん」を見る

全然記事がかけない…
ペコロスの母に会いに行く」の人生のつらさとか、「テレプシコーラ」の千花ちゃんを思うだけで私は号泣してまる1日は使い物にならなくなるとか、そんな記事が書きかけで放置してある。

で、最近視聴したDVDの話をする。

昭和の、白黒の「おそ松くん」DVDを見つけたのでええやん、と思って借りた。

むっちゃ白黒、むっちゃ昭和。
ほんで、いきなりはじまる。
第1話とか関係なしに、紹介とかなしに、唐突にはじまる。「おめえらもう設定知ってんだろ」って体ではじまる。

第2話は「こじきロボット」。(すみません最初は第1話と記事にしましたが第2話でした!!!第1話は「るすばんは犬にまかせろ」でした)
イヤミはゴムひもセールスをし、(これ、天才バカボンにもあった。ゴムひもセールス。あさりちゃんにも。)乞食(この言葉って使わんのやっけ、一発変換できなかった)ロボットはムシロの上で「右や左のだんなさま」としゃべる。


チビ太はハゲチビと罵られぼこぼこにされ、おそ松ら六つ子は公園やない、ただの空き地、土管とか捨ててある、で相撲などをして遊ぶ。
この雑多なかんじ!昭和!昭和いいよ!

エピソードもぶっとんでて、チビ太がこっそり「ボウフラ」を飼う話があった。
ボウフラだよ!??
チビ太は空き地に捨てられたドラム缶にたまった水にわいたボウフラに名前をつけて、えさ(ボウフラってなに食うんだよ)を与えてかわいがる。
ボウフラだよ!?
そのかわいいかわいいボウフラたち(チビ太談)を、六つ子に殺されて(ドラム缶を倒されるのだ)、ボウフラの墓つくって仕返しのためにイヤミの力を借りて六つ子ん家に時限爆弾を置いてくる。
ボウフラだよ!?(さんかいめ)

60年くらい前のアニメだろうか。
今のアニメと比べると動きは単純だし音も単調なんだけど、とんでもない設定が出てくるのでおもしろい。昭和の雰囲気を知れておもしろい。
そしてチビ太イヤミがやらかす。
あー、この世界か。これが…これが「おそ松くん」やったのやな。(私は「平成のおそ松くん」世代であるが、もう全然覚えてない、エンディングしか覚えてない)
最近の「おそ松さん」では、イヤミが在りし日の「おそ松くん」の栄光を取り戻すべくジェノサイドを繰り広げていたのでなんとなくよいタイミングだった。

一緒に視聴していた娘(4)もノリノリで視聴していたが、「どれがカラ松?」みたいなことをきかれて超こまった。

それにしても…いまの「おそ松さん」て「おそ松くん」の壮大な二次創作だよなあ。だからあんなに面白いのかな。二次創作って面白いものな(作るのも、それを見るのもテンションMAXだ)。と思った。