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ただ読んだ本を記録していくだけのここ

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恋愛感情が才能を開花させてゆく トウテムポール 『聖誕祭 東京心中5』

BLです。

聖誕祭-東京心中・5- (EDGE COMIX)

聖誕祭-東京心中・5- (EDGE COMIX)

このシリーズも6冊め。
同時に発売されていた「或るアホウの一生」が新鮮すぎたので霞んでしまっていた。
が、安定しておもしろい。
矢野さんは初期のがかわいかったな。

前の巻で、矢野さんが大阪に転勤するってんで今生の別れみたいになってたのに(宮坂が)、普通にいきなり帰ってきてて、実際は大阪になんかいなかった、むしろ東京にいた、ってのでズコー!だった。
一応、矢野さんの新しい仕事である映画の仕事内容が、これこれこんなだから東京にいたんだよ、って説明するためだったんだろうな
とか、ただ矢野さんヒデエって思わせるためだったのかなとか思うけど
あんま考えていないかんじもする。作者が。

今回は、宮坂がユカさんから任された、「若手俳優の紹介VTR編集作業」がおもしろかったなと思う。

「おもしろいものって何?」っていうのをつきつめて全然わからなくなって煮詰まって、ユカさんの「アタシいまいいこと言った」助言もあまり頼りにならなかった宮坂が助けを求めて電話したのがやっぱり矢野さんで、「うわっ!電話繋がった!」っていうシンプルな驚き(電話は基本、繋がらないんだね)と、なんだかんだでちゃんと助言してくれてるのがすげえよかったよ。
矢野さんは基本的にひどいけど、仕事では頼りになるのがよい。
で、宮坂が考えた編集の仕方ってのがまた変態的でよかった。
「矢野さん中心に考えすぎて訳わかんないもの作るけど一部に好評」みたいな宮坂の仕事ぶりが面白い、これからどう化けるのよって楽しみになる。

次は、ライバル・橘とのディレクション対決だ。
宮坂とは対照的な橘には、矢野さんがサポートとしてついて、宮坂には女子ばっかサポートとしてついて、どうなるねん、楽しい予感しかしない。
橘にはもっと暴走してほしい。