ただ読んだ本を記録していくだけのここ

ただ読んだ本を記録していくだけです

山本直樹 渚にて

明日また電話するよ

 

急に「渚にて」だけが読みたくなったので

山本直樹ベストワークス『明日また電話するよ』を引っ張り出す。

このシリーズの装丁いいよねえ。

色、色が。

 

なんで渚にてだったのか、

それは夏→海→テトラポット

→そういえばテトラポットだらけのとこでセックスする漫画あったよな、

ん?テトラポットで、どうやって?って思ったので。

そんだけ。

 

山本直樹の漫画は夢の中みたいだな、って思う。

けどこれはほんとに夢オチ…

それはそれで、寂しいものもある。

 

「前日に妊娠判明した人妻が元バイト仲間のところにドライブに誘いにきて

そのまま海に行ってセックスしまくる」

なんでだよ!!そんな奴いるか!

って初めて読んだときは思っていたけど(エロ漫画でこのつっこみは空しいだけだが)

これは全部主人公(男)の夢だったので

ほれみろ、って感じ。

 

山本直樹の漫画に出てくる女の子たち、は

セックスはさせてくれるけど、どうしても手に入らない感じ

がいいよね。

最後には逃げて行ってしまってそれきり、みたいな。

あと華奢なところ。

 

表題作の「明日また電話するよ」もいい。

リアルカップルの情緒。

一緒に住まんのかい。