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「ふたりはプリキュア」が面白い

今月からサンテレビではじまった、「ふたりはプリキュア」の再放送を、見始めました。初めて見ましたがクソ面白くてびっくりしてる。毎日楽しみ。プリティでキュアキュア!!!!

私は、4歳の娘のお相伴にあずかり、昨年の「Go!プリンセスプリキュア」から視聴をはじめたプリキュア初心者。プリンセスプリキュアがえらいかわいくて面白かったので、プリキュアには興味津々、大阪梅田にあるプリキュアストアにも行ってみたが歴代のピンク色のプリキュアのほぼ等身大のフィギュアというのか人形というのか、がずらりと並んでいて既にスペースがキッツキツでギリギリキュアフローラが収まっていたのを見た。あまりの歴史。最新のプリキュア、キュアミラクルは果たして収まるのか。

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(きつきつ)


さて「ふたりはプリキュア」について。

まずOPを見て、驚いた。
ガチで戦ってる…
街が崩壊した瓦礫の中、ぼろぼろになったキュアブラックが、これまたぼろぼろになって座り込むキュアホワイトの手をひいて助けようとしてる…一体どんな戦闘を繰り広げたのか!!
そして本編でもやっぱりガチで戦っていた。
体を張ってる感。
必殺技は、二人で雷を放つんだけど、それを敵に向けて放つ瞬間、踏ん張った足が後ろにずれるシーンがある。技の衝撃、そしてプリキュア本人たちにもそれなりに負荷がかかってるんだ、というのがわかるとてもよい演出。
第2話で、落下するエレベーターを体を張って止めていたのにはびっくりした。体とエレベーターの箱をロープでくくりつけて…ハリウッドかよ!!

ふたりはプリキュア」なので、プリキュアになる女子はふたり。美墨なぎさと雪白ほのかがそれぞれ、キュアブラックキュアホワイトに変身する。
このふたりがもう、対照的でキャラ立ちまくりでいい味出してて見てて楽しい!

なぎさは、ラクロス部に所属するボーイッシュガール、女の子にモテる、でも女の子にモテたって仕方ない。本当は男の子にもモテたい…。ぬいぐるみだらけのベッドに寝転んで我が身を憂いたり…。なんだよー!かわいいな!
ほのかは、優等生のお嬢様で、男子にモテる系。おとなしそうに見えるけれども、初めてプリキュアに変身したときはけっこうノリノリで戦っていた。女は度胸!強盗にも説教しちゃう!かわいいな!

同じクラスだったのに接点のなかったふたりは、プリキュアになったことで少しずつ仲良くなっていく。最初は名字で呼びあって、プリキュアだけの関係だったのに、だんだんと、名前で呼びあうようになり、休日に遊びに行ったり、誕生日を祝ったり…
青春グラフィティ。
魔法とか、夢を守るとか、そんな大層なテーマのない、プリキュア。普通の女の子の、プリキュア。青春のひとコマ、プリキュア
(EDを見ると非常にそんな感じがします)

あとは、なんとなく「毒気」があるような気がする。OPの瓦礫のなかのプリキュアもそうなのだけど、セリフが「そんなこと言っちゃうの」って思うことがある。
プリキュアにつきものの妖精、この妖精はセリフの語尾がうざい。この語尾に早々につっこむなぎさ。「メポメポうるさい」だって。笑った。たしかにメップルはうるせえ。
敵に「ゴキブリみたいに逃げる」とか言われるプリキュア
プロレス技で弟をシメるなぎさ…
「毒気」とは表したもののちがうような気がするけど、女の子が好きそうな、ふわふわした世界の話じゃないんだよというシビアさが「ふたりはプリキュア」にはある。

プリキュアはここから始まったのか…
素晴らしいよ…
正直今の「魔法つかい」は、ふわふわふわふわしていて退屈だったんだよ…