ただ読んだ本を記録していくだけのここ

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吉田知子 脳天壊了

脳天壊了―吉田知子選集〈1〉

脳天壊了―吉田知子選集〈1〉

のうてんふぁいら、と読むらしい。
のうてんふぁいら、ですってよアナタ…のうてんふぁいら!
「脳天壊了」を「のうてんふぁいら」と読む、ということを知れた。しびれる。
「脳天壊了」の字面のヤバさとともにしびれる。
私はしばらくの間、「のうてんふぁいら」と頭のなかで唱えまくっていた。
内容?どんな小説かって?
まだ途中やからあとで!
(タイトルが好きになりすぎてこんなことに)

吉田知子は最近知った。
小川洋子が好きな小説を集めた本に載っていた。
「お供え」という小説で、あまりの不気味さにこてんぱんにやられたのでいてもたってもいられなくなり図書館に注文したってわけだ、貸出中でなかなかまわってこなかった、しかしなかなかまわってこなかったということは誰かが読んでるってことで、私はいつも、私と同じ本を借りている人はどんな御仁なのだろうかと気にするのでそれはそれで楽しいのだ。
気にしたところで知り合うことは不可能だし、昔みたいに貸出カードに名前を書くこともないからロマンスも生まれやしない。(生まれんでいいけど)

ええからはよ読めや。
吉田知子が入ってる小川洋子の本も全然読めてないよ。(これもすてきなラインナップなのだが)