思い出のマーニー
金曜ロードショーでみました。
あれは昨年…映画公開前…
「あなたが好きよー!」と切なげに女子に叫ぶ女子の映画のワンシーンがCMとして全国のお茶の間に轟いていたのでええっ、いいんですか!?となんだか周りをきょろきょろしたくなった(のは私だけ)「思い出のマーニー」。
私は映画は観に行かなかったものの、この堂々たる百合展開が期待される映画はどんな話なんじゃい、とこんな本を読んでいたのでオチは知っていました。
- 作者: ジョーン・G.ロビンソン,米林宏昌
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2014/08/29
- メディア: 大型本
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好きなオチでした。
私は過去と現在が交錯する話が好きだ。
未来も交錯してもいいよ。
いやー、思った以上に百合だった。
だけど、「特別な存在の女の子と仲良くなる」というか「特別な存在の女の子から特別扱いされる」っていうのはかなりの快感があると思う。
たぶん、生活の諸々が霞んでみえる。
男子なんてクソ以下になってしまい、その女の子のことだけ考えてしまう、と予想される。
杏奈にとってのマーニーはそんな「特別な存在の女の子」であったのでぞっこんになるのも無理はない。
しかもその女の子から「私たちだけの秘密よ」なんて言われた日にゃ…
火の中水の中、って感じっすかね。
ああ、だけど、声優が私はしっくりこなかった。
有村架純の顔はわかるけど、声って言われてもわからん。
わからんから、「なんや下手くそな声優やな」とか思ってしまった。
けど「これ松嶋菜々子の声やん」「黒木瞳やん」とかわかってしまうのもなんか邪魔だった。
なんかもっと他におらんかったんか…と思う。
(他って言っても代替案なんてない無責任消費者・私)
いちばん良かったキャラは、メガネのさやかちゃん!
あの子が登場するシーンはなぜかほっとした。