ただ読んだ本を記録していくだけのここ

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漫画家ごはん日誌

今月は全然本読んでなくって、
読書メーターが0冊のまんまで、焦ることじゃないのに焦ってる。
バカか私は、なぜ読書メーターに追われなければならないのだ。
あほほどたまってる下書きをなんとか世に出さなければっていう焦りもあり、ブログにも追われていて、もっと身になる(金になる)ことに追われたいなあと思う。

よっしゃいくで!(赤井英和風に)

漫画家ごはん日誌 (フィールコミックス)

漫画家ごはん日誌 (フィールコミックス)

50人の漫画家さんたちの食生活。
フィールヤング編集なので、フィールヤング系の女性漫画家さんが多い。
そんななかで、福満しげゆきカラスヤサトシがいたりして、たのしい。
ごはんエッセイ自体は各漫画家さんたち1ページしかないので、「えっ…こんだけ?もっと!もっとくれよ!」と思わないでもないけど、50人ぶんのエッセイはなかなかの量でたのしく、私が焦がれてやまない漫画家さんもたくさんいたので満足。
南Q太志村貴子三島衛里子ふみふみこ、秀良子、衿沢世衣子村上かつら。(私の贔屓)
三島さんなんて、「プロテイン」だったよ。
あと、「ガム」の人もいたな。

巻末の羽海野チカさんと鳥野しのさんの対談がめちゃくちゃに面白くて、いてもたってもいられなかった。

羽海野チカさんと鳥野しのさん、ふたりの関係が素敵で、ふたりともがお互いの同人誌買っててリスペクトし合っていたり、でもオタクゆえになかなか打ち解けられなかったところ。
なぜ羽海野チカさんの描くごはんはおいしそうなのか。
プリンは描かれていなくても、「ル・クルーゼで作ったプリン」はおいしそうな、特別なプリンにみえること。
3月のライオン」に出てくる「ブロッコリーとオクラのナムル風」は鳥野しのさんが作った料理であること。
最後の晩餐になにを食べたいか…
等々。
全部面白かった。
漫画制作の裏側を知れたような気もするし、
羽海野チカさんと鳥野しのさんの感覚に少しでも触れることができたような気もする。
ふたりの感覚は似ていて、そしてそれは私という凡夫には備わっていない感覚なので、とてつもなく面白かった。
私は、鳥野しのさんの漫画を読んだことがないのでこれは恥だなと思った。

ブロッコリーとオクラのナムル風は、何回も作っています。
なんならいなりずしも、作ったことある。あの、わさび入ってるの。
あかりおねいちゃんのお重はほんとうにおいしそうだったなあ。
それをひょいひょいとつまむ、香子ちゃんの食べっぷりも「おいしそう」を加速させてたよね。