星新一 宇宙のあいさつ の中の「危機」
- 作者: 星新一
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1977/04/01
- メディア: 文庫
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毎日毎日が息苦しくて出口が見えなくて見えるもの全ての輪郭はぼやけて存在感がなかった。けど、何も悩みはないですっていうふうに普通に見えるようにふるまって、それがまた辛くて奥歯をずっと噛み締めていた。
だから、クリスマスになるといつも思い出す星新一のクリスマスショートショートですら、「けっ」とか思っていた。
そんときのブログ
クリスマスのいい話もなんのその | むすめぢごく
星新一の「危機」というショートショート。
クリスマスの浮かれ騒ぎが、地球の危機を密かに救う、話だ。
私は、初めてこの話を読んだときに、クリスマスの本質を掴んだような気がした。
わけわかっとらんただの無宗教のヤツ(ま、私のことだ)が浮かれ騒いでも良いような気がした。
気がしただけだけど。
2年前に比べると、なんと穏やかなクリスマスだっただろうか今年は。
いや別に、大したクリスマス的行動はしていないのだけどそれでも。