ただ読んだ本を記録していくだけのここ

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久保ミツロウ モテキ4.5巻

 

モテキ(4.5) (イブニングKC)

モテキ(4.5) (イブニングKC)

 

 この4,5巻、めっちゃくちゃ面白いのなんのって。

久保ミツロウさんのインタビューとか江口寿史さんとの対談とか制作の裏側とかキャラ設定解説とか何回読んでも全然飽きねえ!!(ってなんだったっけ、どっかで見た。)

キャラ設定のところは、本当にいろいろ考えてキャラクターを作っているんだなって目から鱗だったし本当に面白かった。

主人公・藤本幸世は
「人によっては全然琴線に触れない」「オシャレ過ぎない」のがまずあって、
ビジュアルは女性がみても「これくらいなら付き合える」と思えるように描いてあるみたい。
土井亜紀は「美人過ぎない、キレイめの一般人」。
中柴いつかは「谷川史子の漫画の女の子をどうにかしてヤレないかな」という発想からできた。
小宮山夏樹はジョージ朝倉の漫画を読んで考えた。「この女は大体のやつとセックスしちゃうんだろうな」という感じらしい。
林田尚子は長澤まさみの写真とかわかみじゅんこの絵を見ながら描いた。

あーおもしろい。こんなの知ったら本編をまた最初から読みたくなる。
林田尚子はかわかみじゅんこっぽかった確かに!!


そして江口寿史との対談、これもうめっちゃ面白い。
江口寿史が「リア充」、「モテ期」等の単語を知らないところとか、マジかよ江口寿史ってちょっとびっくりした。
江口寿史の描く女の子は何であんなにステキなのかってのがわかった。
江口寿史は、「女になったらこういう女になりたい」という強い思いがあって女の子を描いているという。
「おれねえ、女に生まれたかった、本っ当に。」って言ってるし、すごく悔しそう。
そうだったのか…これで、江口寿史の女の子を一層の思い入れを持って鑑賞できるな。
こんなことを知ることが出来て、嬉しいな。