伊藤比呂美 居場所がない!
伊藤比呂美も、面白いじゃないの。
で、衝撃を受けたエッセイがあった。「ナウシカのパンツ」というタイトルがついていた。伊藤比呂美は、「映画のナウシカは、パンツをはいていない」というのだ。
…はいてるよね?一見、はいていないように見えるシーンがあるけれど、あれは肌色のスパッツみたいなのをはいているからはいていないように見えるのだよね?
だってケツ丸出しでメーヴェに乗って飛ぶなんて、考えただけでもお腹壊しそうだし心許無いよね?瘴気でケツ荒れちゃうよね?
…調べてみたら、やはりスパッツのようなものをはいているという設定らしいのでほっとした。
しかし、伊藤比呂美は「ナウシカはノーパン」という前提で話を進める。
あの「風の谷」という土地は、パンツをはかないということを、恥ずかしく思わない文化であるかもしれない、と。
…だったら、女性の月経の時はどうするのか。という疑問がわき起こる。
以下引用。
旧来の私たちの文化のように、月経中の女は特別扱いされて、その期間だけメーヴェに乗ってはいけないというタブーのある可能性。もう一つは、経血の垂れ流しも気にしない文化であるという可能性。後者ならいいんですけど。そうなら、身も心も何かから解き放たれて、自由に空を飛べるような気がするじゃありませんか。
後者推奨ですか。伊藤さん、なかなかいい趣味をお持ちです。
しかし、経血垂れ流しが、何かから解き放たれるという感覚になるには、私にはちょっと修行が足りないようです。