OPERA 40号 乱丁本だ

 東京心中オモロすぎて、続きが気になりすぎて、

BL雑誌しかもバックナンバーまで買う始末。

もう後戻りできないねって、誰かにポン、と肩を叩かれた気がした。

誰だてめえ。

 とりあえず、表紙、カワイイー。

歴代の同人誌表紙(特集されてた)もかわいかったー。

なんかいろいろ笑えて楽しいなあ。

矢野さん大阪に転勤で宮坂がぶっ壊れるところと

橘くんが宮坂の矢野さん映像(矢野さんとブリとネコ)を見て

「この映像欲しい！いやちょっとまてオレなんでこんな映像欲しがってんだ」

ってぐるぐる思って結局、

「オレはこんなの認めねえ」ってズバンて宮坂にスマホ突っ返すところ、

オモロすぎる。

橘、それもらえよ。いやでも、くれるかなあ…

てか、そうか、宮坂の撮る映像のすごさ、っていうのはそういうことなのか。

ふむ。

他に、矢野さん全然スーツ似合わないねってことと

身長が172㎝だったんだねっていうことがわかった。

身長大事、宮坂とどれだけの体格差があるのかとか、

そういうの気になる。

「～萌え」という言葉はあまり好きではないが

体格差萌え、というのが確かに私の中にある。

「青い花」のあーちゃんとふみちゃんの身長差にもときめきを感じていた。

しかし、北斗の拳レベルになるともうそのような萌えは発動しなくなる。

ラオウとリン、とか、どんだけの差よ！？

山のフドウとか、どんだけよ！？

雑誌なのでほかの作家さんの作品も読める。

中村明日美子の安定感。

他は、うーん、三崎汐という作家の

穏やか過ぎる古典のおじいさん先生が好きな男子の話はなかなかいいけど

最後、不穏な感じになって終わってしまった。

いろんな作家さんがいるもんだ。

そしてみんな、ペンネームがはじけている気がする。

 追記、私の買ったこの本、乱丁本だった。

ページの端っこが折り曲がっていたのでひらいてみたら、

変な形のページになった。

なんか特別感、この本は私のものだ、

という目印になる。雑誌だけど。

人生で乱丁本に出会うのは3度目。

丸尾末広「DDT」と五十嵐大介「魔女　1巻」 もこのような乱丁本だった。

同じように嬉しかった。

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