倉橋由美子 スミヤキストQの冒険 プンタと半ケツワンピ
続き読む。
今日は、プンタのところまで。
プンタ…自分で自分の頬に平手打ちを食わせるという懲罰または懺悔。
ここでも「うげえーー!!」(吐く)な描写は容赦ない。
彼女は(中略)Kの眼と口をあけさせて調べ、(中略)Kの口にスポンジを押し込んだ。歯や歯ぐきや舌を傷つけないための措置らしかった。少年はびっくりしたように眼をみひらいてそれをほおばったが、たちまち吐きだした。スポンジとともに消化の途上にある食物も吐いた。(中略)なぜなら、スポンジはこれまでに同じ目的で何回か使用され、一度も洗ってなかったからである。
うげえーー!!そんなん書くーー!?
ふふふ。
やっぱもう少し読もう、ということで、
競犬のところまで。
ここでは、看護婦のサビヤの姿態…嬌態?がみどころ。
上衣にしては長くコートにしては短すぎる黄金色の服から、臀部の二つの半球以下、二本のよく陽にやけた脚をむきだして立っているサビヤであった。
私はこのサビヤを「半ケツワンピのサビヤ」と呼んでいる。
半ケツワンピのサビヤは、Qとの会話の途中、腕組みをしながら服の裾をあげてゆき、
Qに「なにをそんなにみているの?あっちへいって」と言って
ある目的を充足するために背を向けてしゃがみこむんだけど、
この「ある目的」っていうのは…
小用を足す、でオッケーですかね。