トウテムポール 愛してるって言わなきゃ殺す
愛してるって言わなきゃ殺す-東京心中・2- (EDGE COMIX)
- 作者: トウテムポール
- 出版社/メーカー: 茜新社
- 発売日: 2013/02/28
- メディア: コミック
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まだまだ続き読む。
タイトルが、あれだな、倉橋ヨエコの歌詞みたいだな。
「好きと言って、好きと言って、言わないから、家を出さない♪」
てか。
さあ、だいぶドン引いた。
宮坂の完璧な彼氏ぶりに。
元カノの回想の中の宮坂が、あまりにも紳士だったのだ。
彼女と、その友達(女の子)と買い物に行ってて、
荷物全部持って、「大丈夫?疲れてない?少し休もうか」ときく。
そのとき、友達の靴のヒールが溝にはまって靴が壊れてしまう。
「やっぱり少し休もう。ふたりでそこのカフェに入ってて」と
言って消えた宮坂、実にスマートに、友達の、新しい靴(ピッタリ)を
買ってきてくれていたのだ!!
趣味に合わないかもだけど、帰るまでと思って我慢してね、
お金はいいよ、今日はいずみ(彼女)に付き合ってくれたんだしお礼だよ。
誕生日が近いの?だったらもう少しいいの買って来ればよかったな。
という宮坂の言葉にときめく友達。
なにこの男はッ!!怖い!怖すぎる!正気か?
しかし、私もそういうふうにされたらマジやめてくださいと恐縮しつつも
ときめいてしまうかもしれん!
くやしいっ!
いずみ(元カノ)が
「ウフフフフ、どう?アタシの彼氏
カッコイイでしょステキでしょ優しいでしょ好きになっちゃいそうでしょ
ねたましいでしょ!うらやましいでしょ!
でもダメよアタシの彼氏なんだから!」
ってオホホホホって得意になるのもわかるわ。
よく考えたら、宮坂はイケメンだ。
身長188センチ、ちゃんと体も鍛えてるし、家事はできるし、
さりげない気遣いをさわやかにしてくれるし(会社の女の子にときめかれていた)
若い男の子なりの、カジュアルで悪目立ちしない服を着ているし、
時々眼鏡だし、きっとちゃんと避妊もしてくれていたはずだ(コンドーム持ってたし)。
そんで、電車ではお年寄りや妊婦に席を譲ってくれるだろう。
(勝手に予測、でも絶対そうだ。)
そらいずみもヨリ戻しに家まで来るわな…
ってっか、いずみは悪いことをした訳じゃないんだよなあ。
宮坂の今の会社(テレビ番組の制作会社)を見つけて来てくれたのは彼女だし、
運命だと思っている矢野さんとの出会いって、いずみのおかげ、なんじゃ…
いずみ、幸せになって…
宮坂の後輩二人がなかなか面白い。
が、
相手が男性でも、いきなりおしりを触るのはだめだと思う。
コメディ度が高くなってきた。
ユカさんの小学校の時の思い出エピソード、よかった。
宮坂と吉川さんの体格差にドキドキした。
矢野さんよりだいぶちっさい吉川さんは、子どもに見える。
この巻で、キャラクターが増えてきて楽しくなってきた。
あ~、タイトル、戸川純だったわ。