ただ読んだ本を記録していくだけのここ

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けものフレンズ、贔屓動物がフレンズ化していたときのうれしさよ

私は昔からビーバーが好きで、生まれ変わったらビーバーになりたいと思っているし、なんならいますぐビーバーに転生したっていいとも思っている。

ビーバーの魅力はなんといってもダム&家、彼らは森の建築家といわれるくらいの建築動物、彼らの築く建築物は巣というよりもはや家。

きっかけはいきもの地球紀行的なテレビ番組のビーバー特集を見たことで、ビーバーはずんぐりとした愚鈍な体(かわゆい)で木を斬り倒し泥を運び家を作っていた。その姿に感動し、そしてまたビーバーが作る家の完璧さに憧れた。 外敵(コヨーテ。かわゆい)が入ってこられないように水の中に作られた出入口、組まれた木、泥で塗り固められた外壁で囲まれた家の中はまさに部屋、一家団らんの舞台。冬でも暖かそうで完璧、水の中に食料の枝(ビーバーは木の皮などを食べます)を保存しており、冷蔵庫まであるんだと頭がくらくらした。いいなあ。住みたい。

私はビーバーのいる近場の動物園を調べて赴き飽きず眺め(みさき公園、東山動物園にいたのをみたまじでずっと見ていられると思った)、ナショナルジオグラフィックのビーバーDVD(あるんです)を買い、ビーバーが住むロッキー山脈に思いを馳せながらビーバーのイラストを描く、そんなビーバー狂いの女だ。

そんな贔屓動物がいる私、最近アニメの「けものフレンズ」を全話視聴した。録画してしたはいいけど全然見てなかったのだ。 1話目は、な、なんかちょっとディストピアっぽさがあるな、なんか図書館とか「新世界より」みたいだなとざわついたけどサーバルちゃんもかばんちゃんもかわいいな、くらいのテンションで見てた。見て、あ、これ、ビーバーいたら嬉しいなかわいいなって思って…いたら…5話でビーバーが登場してギャーッ!嬉しいー! なんつうか、贔屓動物がフレンズ化してたときのなんともいえない嬉しさは無類、アニメをみていて、初めての嬉しさだった。

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ビーバーちゃんはきちんと木を思う方向に斬り倒し、材料を集め、家を作ろうとしていた。木の皮をかじって、あのゴムべらみたいな尻尾を生やしていた。

アニメという媒体で、ビーバーが電波に乗っている…それをみんなが見ている…嬉しい。

というわけで私、今更けものフレンズがおもろいおもろいゆうて、ビーバーちゃんのグッズがないか調べたりしてるんだけど、無さっぷりにガッカリしている。

私のビーバーみたいに、サーバルが贔屓動物だった人は、いいなあ。なんて思う。 サーバルちゃんは大活躍なんだもの…