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りゆま加奈 狼は恋に啼く

BLです。

狼は恋に啼く (Dariaコミックス)

狼は恋に啼く (Dariaコミックス)

世界観や舞台や服装や設定、にときめくことができればこの漫画、めっっっちゃ楽しい!!
私はめっっっちゃ楽しかった!

めんどいからあらすじ引用しとこう。

ある山脈の奥深く、狼と共に生きる民族がいる。
彼らは、稀に生まれる白い髪を持つ子供を「白鹿」と呼んだ。
王族に嫁ぐさだめを持つ「白鹿」として生まれたサラは、幼い頃から想いを寄せる、王の末息子・アラクシと番(つがい)になる。
しかし明るく振る舞う一方で、アラクシが好きなのはサラの双子の兄・ナラだということも知っていた。
「好きな人の隣にいられるなら、たとえ身代わりでもいい」そう思っていたはずのサラだったが——…。
たったひとりの番を生涯愛しぬく、彼らの宿命と恋の物語。

狼と、白い鹿で、モンゴルの神話がもとになっているなってわかる。
(井上靖先生の「蒼き狼」があたしゃ大好きだ)
背景にあった仏塔みたいなのもあっちらへんぽく、
アジアの色々な文化が混ざっているような舞台で服装とかすごい素敵。かわいい。
白鹿は、繁栄のあかしとして身分性別に関係なく王家に嫁ぐってのがきまりみたいだけど、男が嫁いじゃったら子孫は繁栄しなくねえ?とか言っちゃだめ。

表紙の子ももちろん白鹿で、「どうみても女子」なのだけど、男子です。
一人称は「俺」です。いいね!

読みきりで、ぜんぶ幼なじみ設定で受は女子みたいな姿でぐずぐず泣いたりして「しっかりせんかい!」と背中をバシンと叩きたくなるし、攻にも「おまえは少し落ち着け」と肩のひとつも叩きたくなるし、しかも短めの話ばかりなので単調、ワンパターンに見える。
しかし、「こういう世界の話なのか」とわかれば御の字、「こういう世界の話でこういう世界めっちゃいい、ぐずぐず泣いてるけどしゃあない、かわいいしな、狼もたくさんいてかわいいな!しゃーない!」と思えれば大成功。(?)

新しいシリーズも出ているようだ。
この本は、白鹿と王族の話だったけれども次は身分違いの話のようだ。
その方が「身分性別に関係なく王家に嫁ぐ設定」を生かせるよね。

というか、この設定って世界が広がらない?
女子同士でも、かわいくない?
あー、でも、女子が女子には嫁がないか。王家の女子はどこかに嫁ぐか。

あと、なんか「番」とか「嫁ぐ」とか「狼」とかさー、一瞬、オメガバース的な要素を思い起こしたのは私だけか

オメガバース絡んできたらややこしくなって世界観つぶれるかな。
壮大になってしまうかな。
壮大は、いらないな。