沖田×華 透明なゆりかご1巻
- 作者: 沖田×華
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2015/05/13
- メディア: コミック
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ナースたちの会話にびびります。
「最近アウス(人工妊娠中絶)多くない?」
「夏は仕方ないんじゃない?」
「あれって絶対虐待だよねー」
「あの人ならやるやる」
「だったら最初から避妊しろってーの」
全部患者についての会話です。
ああよかった。ナースさんたちも普通の人たちだった。
そして、日本人の死因1位は中絶だという事実!
私、「そんなにみんな中絶してんのか」というより、
「そんなにみんな性交してんのか」ってショックだった。
この世に性交があるという事実を知ったときのような、そんなバカな感。
みんなすました顔して生活してるけどその裏側は計り知れない、ああ嫌だ嫌だ感。
私は、「うっかりできてしまった」の「うっかり」の意味がわからなくて、まあ今もわからないんだけれど、
まあそういうことなのだろう。
だからショック。
河原の土手に寝っ転がって、きれいな空を見上げながら「ああ、そうなんだ…」と味わいたい類いのショック。
性のどろどろの生々しさに傷つく10代の心を河原と青空のさわやかさでごまかしたい、ようなそんな気分。
この歌でおわかれしましょう。
不来方の
お城の草に寝転びて
空に吸はれし十五の心
※私は31歳ですすみませんわけわからん記事ですみません