トウテムポール 或るアホウの一生1巻
10月全然やん、全然更新してないやん。
私いま旅行に来てるけど暇だし更新しよう。
- 作者: トウテムポール,橋本崇載
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2015/10/07
- メディア: コミック
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まさか将棋漫画だとは!(って過去にも羽海野チカの「3月のライオン」でも思ったね)
だけど将棋わかんなくても全然かまわない感じ。
金がどないな動きして桂馬はこうで、こういう戦略もありまっせとかそんなん知らんでもめっちゃおもろい。
将棋うんぬんより、プロ棋士を目指す青年がグダグダ悩んでがんばって、強くなるってどういうことだ!ムキー!って四苦八苦する姿を、うんうんって温かい目で見ることができればこの漫画は十分楽しい。
主人公の瞬が、すげーかわいくていいよね。
将棋ってどうやったら強くなるんだよって考えすぎてわけわっかんなくなって編み出したメイクとかちゃんと続けてるし負けたらちゃんと落としてるし
海に行って叫んで号泣してちょっとすっきりしちゃったりして、
なんだかんだで素直で単純、なのだろうか。
一方で、瞬と同い年の夏目なんかは冷めきってて、まあそれも良い、
海で叫んで号泣する瞬を見て「うーわ、こいつ人前でよく大泣きできんなーすげーな恥とかないのかよ」ってスゲードン引きしてた、そんなのも良いよ。
瞬と夏目の会話、面白かったな。色々思い出してきた。
「前から思ってたけど、夏目って会話がクソつまんねーよな」
とか
瞬のリュックの中からティッシュを探す夏目とか。
「ねえよ」
「多分底の方にある…」
とかさ。
ふたりはもっと仲良くなればいい。そんで夏目はずっと「仲良くないです」って言い続ければいい。