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ただ読んだ本を記録していくだけのここ

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真梨幸子 殺人鬼フジコの衝動

小説

殺人鬼フジコの衝動 (徳間文庫)

殺人鬼フジコの衝動 (徳間文庫)

実家にあったので読んでみた。
あまりに「大どんでん返し」を煽る帯のコメントにイラっとした。
「読ます」より「買わす」のが目的のような、そんなコメント。
しかし、たしかにこう煽られると「よ、読んでみるか」という気にはなる。
帯、成功してるよ!(私が買ったんじゃないが)

殺人鬼フジコが子供のころからひたすら殺人を繰り返していく話。
しかし、自分の娘(まだオムツとれてない)を押し入れに閉じ込めて「ここがあんたの部屋だからね」ってろくに世話もしなくなるところはまじで胸糞悪かった。
そんなん、明らかに死ぬやん、娘。
無惨に死ぬやん。
ああ、つらい…こんなにつらいんだから早く読み終わらないと…となぜかがんばって読んでしまう、不思議な本だったよ…

そして早く読めてしまうんだよ。
文章がペラい(ペラいというか、美しくないというか浅いというか)から、読めてしまうんだよ。
ペラいのに、娘押し入れのような出来事が印象に残ってしまうのだよ。
不思議だよ。

ラストは、大した衝撃でもなかったけど、つらい小説だった。