東村アキコ 東京タラレバ娘3巻

東京タラレバ娘(3) (KC KISS)

この漫画、なんかもやもやしてきた。

タラレバ娘の3人は、なんだかんだで、それなりにキレイでお洒落で仕事もあってモテて、
それでグダグダ言ってて、セックスして、なんやねんって思う。
「結婚したい」「幸せになりたい」とか、まじで思ってんのかっていう。
キラキラしてるやん、て思う。
地方のOLみてみいや。自宅と職場の往復(しかもバス、バスならまだええか、自家用車で出合いもなんもなし)とかやぞ。
オシャレなカフェないねんぞ。
もう服ユニクロでええかって、なんねんぞ。
現実は、地味～～～～～なんだよ。
(ただの妬み)
あっ、これ、少女漫画だったわ。キラキラしてて当たり前だった、てへ。

倫子にいいかんじの彼氏ができた。しかし最後に不穏な台詞を彼に言われて少し固まる倫子、というところで次巻に続く！だったのだけど、
それくらい(不穏な台詞)でなんやねんと思う。
そんなの屁でもないやろ。結婚するんやろ。
どうするんだ。新しい彼氏が、ウシジマくんに出てきた洗脳男(名前忘れた)でもないかぎり、捕まえておくほかねーぞ。
みんなどっかで歪んでるんだ。
それを受け入れて、また自分の歪みを受け入れてもらうんや！！

というか、本編よりあとがきが面白い。
東村先生の本気のアドバイスが面白い。
結婚相手に求める条件は「人間、生きてる、死んでない」で、
あとは「見た目が好み」も大事、だということ。
「女子だけでくだらねー話するためだけにオサレカフェ行って不味い高い飯食うの無駄、はなまるうどんの方がおいしい」とか、
なんかすげー東村先生キレてんなって伝わってきて面白い。
それだけ、「結婚したい」っつってる回りの女友達さん方の行動に憤ってるんだろうなーと思う。

結婚てなんなんすかね。
もうほんとに、永久の愛誓い合わされたりして。
私は「永久なんてねーよ諸行無常だ世の中は」なんてお腹のなかで思ったりしてるけど
それでも結婚生活は続けなければと奮闘努力している毎日。

確かに、「人間生きてる死んでない」人同士であれば、奮闘努力で結婚できるし結婚生活も続けられるかもね。
それは、お互いが奮闘努力の末に得られるものだけど。
結婚はひとりでするもんじゃなくて、相手がいるからね…それが難しいね。

婚活では「相手の条件」がよく取り沙汰されるイメージ。
特に女性側だと「年収何万以上」とか、
いや、まあ、それも大事だけど、それより先に「自分は何を与えられるか」をアピールするべきやろ。と思ったり。
私と結婚したらこんないいことあります！みたいな…ことをアピったらわかりやすい…と思うんだけど…
就職活動みたいになるかな。
これは「恋愛」じゃなくて「結婚」を目的とするとこうするしかないような。

すみません。
よくわかってないですけど、「結婚相手の条件」ばかりを気にしてたら結婚はできないよなって思う次第です。
オメーはどうなんだよ、と。

なんか漫画と関係なくなってきたけどいつものこと。