ただ読んだ本を記録していくだけのここ

ただ読んだ本を記録していくだけです

伊藤悠 シュトヘル11巻

シュトヘル 11 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)

シュトヘル 11 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)

それなりに、気合いの入ったキャラ(アニメだったら、オープニングにキメ顔で登場してもおかしくないような)がバンバン死ぬので、歴史!という感じがする。

文字というもの、私がいまこうやって書き綴っているものは、すごく尊いものであると同時に残酷である。
「ナラン、最初からきみはいなかった」というのは、文字に書き残さなければ史実としてはいないものとされるので可能だよな、こわいな。

この漫画の迫力ってすごすぎる。
おっさん、おじいちゃん、少年、青年、少女もおねえちゃんも、みんながかっこよくって迫力がある。
おっさん濃度が濃い。それが、迫力。
あと足りないのはおばちゃん、なんだけど、おばちゃん…
大ハンの正室とか出てきたらおもしろいな。
井上靖の「蒼き狼」なんかではなかなか迫力のある女性だった気がするのだけど、
まあ戦いには出てこないだろうし、
やっぱりモンゴル勢の女豪傑は麗しのヴェロニカ(おばちゃんじゃない)しかいないか。


おまけ漫画はいつもたのしい。
あと、カラーイラストがいつも載ってるのだけど、
今回は民族衣装を着たシュトヘルで、超かわいかった。
乙嫁語り」のアミルみたいに、アクセサリーじゃらじゃらの!!