ただ読んだ本を記録していくだけのここ

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森薫 乙嫁語り7巻

毎度のことながら面白いけど、今回は胸がギューッとなった。
なんてったって姉妹妻!姉妹妻!姉妹妻あ!

結婚して子供のいる女性同士が
姉妹妻の契りを交わすんです
同じ
夫を持つ妻として
子を持つ母として
相手の嫌がる事は絶対にしない
陰で悪口も言わない
お互い以上に仲の良い相手は作らない
嬉しい事も悲しい事も
悩みもなんでも話して
お互いの心の本当の理解者になる
一生の親友です

っていうのが「姉妹妻」で、ちゃんと結婚式みたいな儀式がある。
主人公のアニスは、お風呂屋さんで会ったシーリーンに一目惚れ(?)して、姉妹妻になるのだった!!

なんか、この制度だけでも「ガーーン」と衝撃を受けたのに、
アニスは夫を亡くして苦しんでいるシーリーンを、自分の夫の「ふたりめの奥さん」にしてしまう。
ガーーーン

アニスの家はとてもお金持ちなのだ、そして、夫もとても優しく理解のある人で、承諾してくれた。
夫、ええ人ーー!とか思うけど、それはおいておいて、
シーリーンは、アニスの提案に、それでいいの?と不安がるが、アニスは、
「他のひとだったら
ちょっと…だいぶ…いやだけど…
でもシーリーンあなたなら
あなただったら
ふたりめの奥さんでも
私いやじゃないわ

と言うのだった。

ガーーーーーーーーーン

なんじゃその境地は!
夫を共有してもいやじゃない、そんな相手がいるっていうの、私は正直に言うが
心底うらやましい!!

へんかな…


で、話はかわるけど、アニスはすごく細身の女性で胸がない、まったくない。
風呂でみたからまちがいない、ない。
子供を生んでも変わらなかったそうだ。

…これ、みたことあるこの胸…

私だ!私と同じやーー!

というわけで勝手に親近感。

はー、おもしろい漫画だった…