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ただ読んだ本を記録していくだけのここ

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津村記久子 ポトスライムの舟

小説

ポトスライムの舟 (講談社文庫)

ポトスライムの舟 (講談社文庫)

「ポトスライムの舟」よりも、そのあとに収録されてる「十二月の窓辺」のほうが印象つよい。
なんたって読んでてつらい。
楽しいことがひとつもない。
パワハラに耐え続ける主人公がどんどん疲弊していくだけの展開。
孤独な職場、罵声を浴びせる係長、目の前が真っ暗になるミス、人格否定、給料分働いてるの?って言われること。
こんなん…まじか…と思えば思うほど、どこかのオフィスビルの一角でこのような目に遇っていて、自分の存在を保つのが精一杯の人がいるのだろうという気がしてならない。

人物の名前がV、Q、Pなどといったアルファベット表記だったので、なんとなく倉橋由美子をおもいだした。