小原愼司 トニーたけざき 星のポン子と豆腐屋れい子
- 作者: トニーたけざき,小原愼司
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/11/22
- メディア: コミック
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まあ、モアイよみなよ。
星のポン子と豆腐屋れい子/原作 小原愼司 作画 トニーたけざき - モーニング・アフタヌーン・イブニング合同Webコミックサイト モアイ
で、私も語るよ。
どういう話よっていうと、表紙のキツネみたいなのがポン子、ポン子は宇宙人で、豆腐屋の娘れい子がそれを拾って家で飼うことになり、仲良くなる…というほのぼのストーリー!
に見せかけて、そうじゃない!
れい子が12歳の誕生日を迎えたとき、とんでもねえことになるのだった。
一話の最後に、汚い部屋で引きこもりになってペットボトルに用を足しながらパソコンをいじくり、思いきり人相の変わった17歳のれい子が、「やっと見つけたぜポン子…ぶち殺してやっからな」とつぶやくシーンにヤられた!私はヤられた!
それから、ポン子を殺すために、れい子は金だけでなく自分の処女までを報酬にして、武力や仲間を集めたりする。
ドタバタコメディーとみせかけて、どす黒い展開になり、それからまたドタバタコメディーみたいになって解決するかと思いきや、絶望はやってくる。
そして、れい子の決断と、宇宙のテクノロジーによって全て解決する。
この、ぐるぐる変わる展開がたまらん。
すごく楽しかった。
私、SFにはとんと疎くてわからないんだけど、SFて主人公が消滅したり生まれ変わったりするラストが多いんですかね?
切なくていいんだけど。