ただ読んだ本を記録していくだけのここ

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アゴタ・クリストフ 悪童日記

悪童日記 (Hayakawa Novels)

悪童日記 (Hayakawa Novels)

映画化の宣伝で知った、この話。
悪童日記」なんていうイカすタイトルと、退廃的な雰囲気をまとうふたりの少年の写真にがっつり興味をひかれ、映画のプロモーション映像を見てみると、主人公の少年ふたり(双子)が、お互いを本意気で殴りあっていた。
ヒイッ!と思ったので、映画をとても見たくなった。
だがしかし、都会の映画館までいかなければならないし、子供どうすんのってなるし、よしんば義両親に預かってもらったとしても、どんな映画見るのって訊かれたらなんかうしろめたい気持ちになるのは明白なので映画はあきらめて原作をよむ。

まだ途中だけどくそ面白いわこれ。
淡々と悪事を重ねる双子、鍛練、勉強、司祭、不潔なおばあちゃん、戦争、死体、貧しい家の兎っ子。
大人はほとんど変態だ。まともな人はいない。

あ~、映画…

6年前の私だったら、思い付いた日に映画に行ったのに。ぷらっと行ったのに。