ただ読んだ本を記録していくだけのここ

ただ読んだ本を記録していくだけです

松本充代 私に足りないもの

画像もねーよ。

図書館にも、たくさん漫画はあるのです。はだしのゲンだけじゃない。内田春菊水木しげる松本大洋高野文子なんかがおいてあって、色々読ませていただきました。中々良いラインナップ。

で、ガロ作家松本充代の絶版した漫画を今回は発見。松本充代!まさかの松本充代!もうほとんど手に入らないんでない?松本充代!みつよじゃないよ、みちよだよ!(もういいか…)

思春期の男子や女子の悩みや葛藤や性やらがえげつないほどに生々しく漫画にしてある。

家のトイレで自慰をする中1男子、同じクラスの真面目女子から「きったないものを見るような目を向けられた」こと(っていうかその女子の表情)を思いだして射精、で、気付いたらトイレのドアに精液バーってついてて、トイレの外でお母さんが「どうしたの具合悪いの」って言ってるしやべえって終わるやつなんか、こんなん読んで私どうしたらええんやって呆然よね。

面白かったのは、拒食症にひたすらあこがれる女の子の話。ガリガリになって入院したい!健康な自分のからだが恨めしい!って。すごい、そのひねくれ方は暗黒なのに、普通にバクバク食べてて面白い。

しかしその矛盾こそが、女子!