るなツー 女子のてにをは がヤバいから叫ばせて
これは…めちゃくちゃ好きすぎて震えた。
それ以前に、本屋で見た帯のコピーに震えた。
ちょっと字、でっかくさせて。
「30歳で絵を描き始めた大阪の主婦が41歳にして単行本デビュー!!!!!」
まじか…
29歳の、何の芸もない大阪の主婦が全てを持っていかれましたよ。
2歳娘が隣の本棚へ行こうとしたのを止められないほど衝撃を受けて
娘はどっかいってしまうところだった、
ちょっと、私が衝撃を受けているときくらいじっとしていてよ!!
というわけで私はこの本を読んでいないうちからこの人のファンになってしまった。
そして読んで、もっとファンになってしまった。
昭和の匂いの残るちょっと懐かしい学び舎で繰り広げられる、
可愛くてかしましいお嬢さんたちの日常!!
内容はこんな説明だったけど、
絵はカワイイし、内容もカワイイし、作品タイトルも洒落てるし、
キャラクターの名前(名字)が大阪のマイナーな地名だったりして
(私がハ!っとなったのは星田とか住道とか…)
読み進めるごとに「うおおおおお!おもしろすげえ!」って心の中で叫んで
今すぐ誰かにの感動を伝えたい、居ても立っても居られない、
と思うけど、私はひとり…ぽつん…
だれか…趣味の合うクラスメイトを…用意して…
最後の話が一番好み。
お昼休みの放送で、リクエスト曲合戦をするお話。
主人公の鳥居さんは、いつもラジオネーム「スピカ」さんのリクエスト曲に感心している。
「スピカさん、いつもイイ線ついてくるわ、じゃあ私はこれを!」
って、鳥居さんはラジオネーム「ミモザ」でリクエスト返しをする。
最初はクラシック合戦だったのだけど、
スピカさんはまさかのクラシック「展覧会の絵」のロックバージョンをリクエストしてきて、ミモザ、弁当を吹く。
ミモザ、「スピカさん、そう来るか!守備範囲広い!」と思ったので
そっちがそう来るなら「キングクリムゾン」返し!
をするが、次はまさかの日本ロック「筋肉少女帯」でこられ、
「そう来るか…!しかもなんという名曲を…!!」でいつも悔しい思いをする。
そして「この戦は負けられない!」の覚悟のもと、
徹夜で選び出したリクエスト曲、「戸川純」!好き好き大好き!
で立ち向かうミモザ!
迎えうつスピカは…
まさかのコテコテアイドルっ…!!
机に突っ伏すミモザ…
「どれだけ音楽の趣味の懐が深いのスピカさん…私の完敗だわ…」
もうなんか、すげえ楽しそう。
これ以外に言うことない。
文字にしたらちょっと落ち着いた。
晩ごはん作らないと…
ああ~~っどくせえ~~
こんな記事があった。
30歳で絵を描き始めた大阪の主婦が41歳でスピリッツデビューするまでの人生 | コミスン
私は守備範囲を同人誌にまで広げないといけないような気がしてきた。