アンネ・フランクの伝記
- 作者: 中川美登利,柳柊二
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1984/01/26
- メディア: 新書
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赤染晶子『乙女の密告』の影響で
アンネの日記が読みたかったんだけど
見つからなかったので
アンネの伝記を借りてきた。
小学生の頃、
「アウシュビッツ強制収容所」や「ガス室」などと言った残酷なもの、
に興味を示してそういった内容の本を読んだ。
もちろんアンネの日記も。
「こんなことがあったんだ!!」と怖がるのが好きだった。
はだしのゲンも同じ感じで読んでた。
戦争はいけない、怖い、こんなことは経験したくない、
とはっきり思ったことは思ったけど
残酷なものや悲惨な凄惨な、そういった写真や絵を見たい、知りたい、
そういう興味の方が上回っていた小学生時代。
いまそういうのを読むと、胸クソ悪いだけだった。
このアンネの伝記では、
アンネが死んでしまう場面がプロローグになっている。
ここでもうだめ。
その後、後半で、アンネがゲシュタポにとらえられてから、
収容所で死んでしまうまで、ずっと胸クソが悪かった。
次はヒトラーの伝記だな。
ヒトラーは大量虐殺者第3位らしい。
2位はソ連のスターリン、
1位は中国の毛沢東だった。