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ただ読んだ本を記録していくだけのここ

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倉橋由美子 貝のなか

 

パルタイ・紅葉狩り 倉橋由美子短篇小説集 (講談社文芸文庫)

パルタイ・紅葉狩り 倉橋由美子短篇小説集 (講談社文芸文庫)

 

 

私の中のベストオブ倉橋由美子

ベストオブ小説、

月一回は読んでる、貝のなかよ。

 

パルタイもいいんだけど、

やはり、ドキドキ女子だらけの寮生活!は魅力的よねえ。

女子のグロテスクな生活が集結されてて

そりゃもう、倉橋由美子のグロテスクな表現ったらほんとに

…軽く吐き気を覚えるほど。

好きです。

 

4人の歯科女子大生は寮という名の、猥雑な貝のなかにおさめられる。

そこは、

外に見えるはトリコモーナスの部屋

めぐる月経の臭気

万事しまりやで入浴料を節約する同室者の臭気

不吉な黒い下着

はびこる同性愛的関係

というものにまみれた耐えがたき環境であった。(とにかく臭気が凄まじい…)

そんななか「わたし」は革命党に属す「かれ」に会いにゆく。

「かれ」は清潔感にあふれているんだよね。

 

あと、好きなのはネーミングの素晴らしさ&可愛らしさ。

主人公は「わたし」なんだけど

同室者の3人の女子大生たちの名前。

「P・イクラ」「V・スジコ」「Y・タラコ」だよ。

可愛いね。