庄司陽子 悲しみの骸2巻
アトラス子宮、というサブタイトルが付いていましたが
アトラス、の英単語の綴りがわかんないのでそのまま。
1巻では、主人公にこれでもかと不幸が降り注いでいたけど
それもこれもみんな、人類を救済する教祖になるためだった!!
ていうか、この不幸が半端じゃないよね、
天涯孤独になったあと、いじわるな親戚に引き取られて
のけ者にされ、年頃になったらその家の父親や息子に手籠めにされて
そのあと息子が売春を強要させるとか。
その家から逃れて、大人になってつきあった男は妻子持ちで
そいつのせいで流産して子供を産めない体になって
財産奪われて風俗で働かされてエイズになって捨てられる、と。
まあちょっと、主人公しっかりしろよと言いたくもなるけど
それもこれも教祖になるための運命だったのだと言われればそれまで。
2巻では、紙から力が与えられます。
主人公の教祖としての力が付いてきます。
億万長者の守り人が付いてくれ、
主人公を、不幸に追いやった元恋人にも罰が。
フヒヒ…
いやあ、1巻刊行から1年ほどたってますが
作者の庄司先生が、どうやら指の手術をなさってたらしい。
右手親指の軟骨が無くなって、もう親指は曲がらないけど
それでも漫画を描いているという…
すごい。素晴らしい!!