ただ読んだ本を記録していくだけのここ

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3月読書メーター(2017)

3月はけっこう読みました。
レンタルが安かったのでたくさん読みました。
たそがれたかこが終わっちゃう…!

2017年3月の読書メーター
読んだ本の数:12冊
読んだページ数:2387ページ
ナイス数:47ナイス

傘寿まり子(2) (KCデラックス BE LOVE)傘寿まり子(2) (KCデラックス BE LOVE)感想
まり子さんの仕事への矜持がやはりいい。
読了日:3月30日 著者:おざわゆき
日日べんとう 8 (オフィスユーコミックス)日日べんとう 8 (オフィスユーコミックス)感想
時々こっぱずかしいけど紫藤くんが正解だった。よかった。
読了日:3月30日 著者:佐野未央子
ガイコツ書店員 本田さん (1) (ジーンピクシブシリーズ)ガイコツ書店員 本田さん (1) (ジーンピクシブシリーズ)感想
メチャンコニンキアルBL、と、先輩の背骨方がー!骨を優先すんな、が好き。
読了日:3月10日 著者:本田
ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 1 (ヤングアニマルコミックス)ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 1 (ヤングアニマルコミックス)感想
それはそれはあっけなく人が死んでいく。冗談だろ?みたいな死に方もあって、「この世界の片隅に」の遠くの片隅ではこんなことが、と思う。
読了日:3月10日 著者:武田一義,平塚柾緒(太平洋戦争研究会)
さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポさびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ感想
ロッカーでこんにゃくまるかじり、がすごいインパクトだった。お母さんはどんな人だったのか、気になる。
読了日:3月10日 著者:永田カビ
不滅のあなたへ(1) (講談社コミックス)不滅のあなたへ(1) (講談社コミックス)感想
1話めの絶望感がすごかった。面白すぎる。
読了日:3月10日 著者:大今良時
ゴールデンゴールド(2) (モーニング KC)ゴールデンゴールド(2) (モーニング KC)感想
やはりばあちゃんの強引さ(フクノカミによるものだが)はバイオレンスを生むよなあ、と思ったがフクノカミがもっとえげつないバイオレンス連れてきた。
読了日:3月10日 著者:堀尾省太
禁じられた遊び禁じられた遊び感想
昔読んだのにほとんど忘れていた。少年少女は誰のものにもならない、という感じがします。いちばんきれいな水がとても好きだった。Eテレの子供向けドラマみたいなせつなさとさわやかさ。
読了日:3月10日 著者:古屋兎丸
NOと言えなかった私 (コミックエッセイの森)NOと言えなかった私 (コミックエッセイの森)感想
奥田先生の本も読んでみることにする
読了日:3月8日 著者:武嶌波
大奥 14 (ヤングアニマルコミックス)大奥 14 (ヤングアニマルコミックス)感想
家定、正弘、瀧山の3人の関係がとてもいい。
読了日:3月7日 著者:よしながふみ
たそがれたかこ(9) (KCデラックス BE LOVE)たそがれたかこ(9) (KCデラックス BE LOVE)感想
たかこさんの妄想が、ステージに立つというものになっていてびっくりする。そしてやっぱり義実家での疎外感は辛く、逃げ出したいのがわかる。その人たちがいい人たちならなおさら。
読了日:3月2日 著者:入江喜和
殺人者はそこにいる―逃げ切れない狂気、非情の13事件 (新潮文庫)殺人者はそこにいる―逃げ切れない狂気、非情の13事件 (新潮文庫)感想
未解決の事件が怖い。自殺実況は本当に気持ちが悪くなった。
読了日:3月2日 著者:

読書メーター

2017冬アニメ感想(乱暴に)

情熱は少し温度を失ったものの2017年もアニメを見ていこうと思って3か月。
一生懸命視聴していたものは、リトルウィッチアカデミア有頂天家族(再)でした。あとはプリキュア新シリーズ、ヒミツのここたま、というキッズアニメを。

数年前、キルラキルの虜になってからトリガー贔屓になってしまった私、トリガー制作というアドバンテージありまくりのリトルウィッチアカデミアは1話から面白!カワイイ!と思って毎回ワクワク視聴、5歳児と見ていても不安にならずに楽しめるファンタジーだった。
色彩もいい。影になったときの色が好き。漂う哀愁(?)。クレジットを確認すると、垣田由起子さんのお仕事でした。キルラキル、パンスト、おそ松さんでもよい色彩見させていただきました。
と、そのように、全体的にありがとうございますありがとうございますとまるで念仏のように感謝の言葉を唱えつつ視聴しています。
1話に1回、絶対に泣きそうになる。アッコは時々「うるっせえな…」とかんじるものの、ロッテとスーシーがそれを緩和してくれる。あの3人がかわいくてたまらない。
スーシーの中に色んなスーシーがいるお話がいちばん好き。泣きそう…
DVDのコマーシャルも楽しい。

有頂天家族も数年前虜になったのですが今回また見てみたら少しうすら寒くなってしまった。
親父の影…重すぎ…
母親の愛情も…重すぎ…
(母親だから子供の気持ちはわかってる、みたいなセリフがあってゾッとした)
しかしまあ、狸だししゃーないか!
新シリーズは楽しみです。矢二郎はまだ蛙なのか。

そしていま、録るだけ録って放置してあった2017冬アニメを断捨離しています。以下投げやり感想、投げやりなので乱暴

この素晴らしい世界に祝福を!は下品で見ていられなかった。
政宗くんのリベンジも、出てくるキャラ全員が嫌いで見ていられなかった。
大食いのヒロイン、大食いってそんなにひた隠しにしなければならないことなのだろうか。いまいちインパクトに欠ける。前、満腹になったことがないという男性が探偵ナイトスクープに出演していた。彼はどれくらい食べられるのかを調査するため、番組が用意したのはでかいマグロ一匹。そして寿司屋が捌き次々と寿司を作っていた。そのマグロの寿司を彼は何十人前と食べてから、探偵にどれくらい満腹になりましたかと訊かれ、2%ですね、と答えた。「に、2パー…!?あれだけ食べて2パー!?」とびびりまくったんだけど(たぶん全国のお茶の間がおののいた)あの人くらいのレベルなんだったら同情の余地はある。マグロ一匹食べ尽くしても減り続ける腹。それは大変だろう。生き地獄だ。

風夏は、冒頭があまりにひどくてよく覚えていないんだけど、出会い頭にぶつかってすっころび、ヒロインのパンツ丸出しになってかーらーの、ギャー見たわね!バシーン!みたいなシチュエーションで主人公の青年がそれはそれは一方的な暴力(しかもそれだけではなくて盗撮したわね!ってスマホをバッキバキに叩きつけていた。高嶋ちさ子でもそんなことしないと思う)を振るわれていた。速攻消す。まだこんなことやってんのか、ださ、と思う。(って手酷いことを言いたくなるくらい気分悪いよあの手垢のついたシチュエーションは。自分女だけれども、そんな短いスカートはいてるからや、と血も涙もないようなこと言いたくなる。自分の中の頑固親父が騒ぎ出す。スカートの穿き方くらい学んでから往来を歩け。)
けものフレンズは、まだ1話しか見ていないけど、なんかちょっとディストピアっぽいなと思った。あの世界の不可解さが「新世界より」みたいだなあと…思ったのは私だけ?図書館、というワードといきなりしゃべったロボットが「ミノシロ」を思い出させる。
それでキャラデザがケロロ軍曹吉崎観音さん。高校生の頃はまったケロロ…いや、軍曹って呼んでいました懐かしい。

昭和元禄落語心中は昭和感すごいいいっていうかやっぱ八雲師匠んちっていいよなあ。私もあの家に住みたい、松田さんになりたい。でもちょっと、助六(与太郎)うるさいなって思う。1期ではあまり出番なかったから余計に、うるさって思う。

亜人ちゃんは語りたい、は平和だなあと思った、まだ1話しか見てないけど。
ガヴリールドロップアウト、印象に残らず。ちょっとだけ、うまるちゃん思い出しました。
小林さんちのメイドラゴン、エンディングの曲がかわいい!好き!
幼女戦記、なんだろ、あの空飛ぶ装置作った博士とのやりとりが好きだった。

以上です。なんだかいつも意地悪な感想ばかりになってしまう。

アニメを見ていましたがいちばん夢中になっていたのは「カルテット」(ドラマ)でした。
めちゃくちゃ面白かった。5回くらい見てる。

2月読書メーター(2017)

まとめるもなにも一冊しか記録しておらんな。
2017年2月の読書メーター
読んだ本の数:1冊
読んだページ数:237ページ
ナイス数:19ナイス

堕天作戦 1 (裏少年サンデーコミックス)堕天作戦 1 (裏少年サンデーコミックス)感想
2周めからわかる面白さ。読めば読むほど、という感じです。
読了日:2月3日 著者:山本章一

読書メーター

それにしても一冊。
先月は、精神が不安定すぎた。楽しいことと辛いこととがいっぺんにあって、感情をプラスとマイナスどちらに振ればいいのかわからなくなり、楽しい時間であるはずなのに動悸がして苦しかったりして、非常に疲れた。
本は読んだけど頭に入ってこなくて、読書も休むことにした。
虐殺器官」が読みたくて買ったけど、タイトルのとおり、しんどいよな。読み進めていると「やめておけ」と脳内で声がしたのでもう少し元気になったら読もう。
いまはテレビをよくみています。
アニメはリトルウィッチアカデミア有頂天家族の再放送を。(しかしこのふたつも見ていて心が痛むときがある)
ドラマはカルテットを。今はカルテットの続きを見るために生きてる感ある。

南Q太のシングルマザー同居漫画が面白いし百合っぽい

南Q太の新作がシングルマザー同士の百合っぽくて最高に面白い。

Pop Life | ふんわりジャンプ

めんどくせえ旦那がいなくて、女子だけで子供を育てるパラダイス。それは「ピンクペッパー」の主人公、しょう子が旦那にイライラしているときに妄想していた、子供と自分だけで自由に暮らすパラダイスと似ている。

ピンクペッパー (1) (Feelコミックス)

ピンクペッパー (1) (Feelコミックス)

ピンクペッパー 2 (Feelコミックス)

ピンクペッパー 2 (Feelコミックス)

(2巻だったかな)
しかししょう子はひとりであった。
新作「pop life」は女子(シングルマザー)ふたりである。
ずっと一緒に暮らしていくという前提のもと、シングルマザーさくらと明海はふたりで新しい冷蔵庫を買っていた。

南Q太は、百合っぽさを匂わせるのがとてもうまい。どきっとする。
「ひらけ駒!」のレイ子先生とか、かなり際どかった。


私は百合に憧れがあり、精神的なつながりを持つ特別な存在の女の子、が欲しいと思っていて、そういう存在がいれば私は物語の主人公になれるような気がする、そんな妄想を抱いている。
しかし物語の主人公になりたいと思うことは、基本的日陰者の自分にとっては恥ずかしいことであるとも思っているので、この願望は大っぴらにはできず、ふだんは鍵つきの箱の中に仕舞ってある。(大事なもの、というよりは人の目に触れさせてはならないものとしての仕舞い方)
時々、羨ましい女子同士の関係に触れると、箱の中から私はそれを取り出すのだった。

Pop Life | 第10話。これすごい好き。
さくらと明海が、一緒の布団で昼寝をする。暖かくて幸せな午後。眠る明海を見て、さくらは「明海さんお母さんみたい、私もお母さんだけど」「年いってからこんなふうな友達ができるなんて思わなかったよ」って思う。
あー、いいなあ。なんなのこの安心感。

独り身になって、しんどくなっても、新しいパートナーは、旦那じゃなくてもいいんだね。




で、百合とは関係ないけど、かえでって将棋やってて、「ひらけ駒!」の宝同様、南Q太の息子が思い出される。
私生活が漫画に滲み出る人なので、きっと息子さんも高校生になったのだろう…としみじみしてしまう。

1月読書メーター(2017)

全然更新できてなくて地味に(それはそれは地味に)ストレス。
読書メーターも二年めです。

2017年1月の読書メーター
読んだ本の数:13冊
読んだページ数:2336ページ
ナイス数:29ナイス

堕天作戦 2 (裏少年サンデーコミックス)堕天作戦 2 (裏少年サンデーコミックス)感想
アプリで読みすぎたので本買う。幼体成熟、それは永遠の輝き。
読了日:1月31日 著者:山本章一
こいいじ(5) (KC KISS)こいいじ(5) (KC KISS)感想
優の気持ちを無視はできない。
読了日:1月27日 著者:志村貴子
男子高校生とふれあう方法 (アクションコミックス)男子高校生とふれあう方法 (アクションコミックス)感想
完全にジャケ買いだが面白かった。後継者の子の成長過程をもう少し見たかった。
読了日:1月27日 著者:地球のお魚ぽんちゃん
夫のちんぽが入らない夫のちんぽが入らない感想
今まさにじぶんが「どうかしちゃってた時期」であるような気がするので、こだまさんのお母さんへのまなざしに救われる。
読了日:1月25日 著者:こだま
洗礼ダイアリー洗礼ダイアリー感想
文月さんのお母さんがなかなか強烈だと思った。そして文月さんはとてもかわいい。
読了日:1月23日 著者:文月悠光
かなわないかなわない感想
娘との距離感が自分と同じで胸が苦しくなったので私もインナーチャイルドを探してみたがどこにもいなかった。
読了日:1月23日 著者:植本一子
マンガ お料理再発見! (オレンジページムック)マンガ お料理再発見! (オレンジページムック)感想
土井先生のお料理の作り方、全部が腑におちる。イラストの土井先生かわいい。
読了日:1月20日 著者:土井善晴
蟷螂の檻 2 (onBLUE comics)蟷螂の檻 2 (onBLUE comics)感想
嫁が不憫かわいい。日出処の天子の大姫を思い出す…
読了日:1月19日 著者:彩景でりこ
蟷螂の檻 1 (onBLUE comics)蟷螂の檻 1 (onBLUE comics)感想
キャラクターの誰も彼もが育郎を追い詰めるために存在していて参ったが全ては親父が悪い。
読了日:1月19日 著者:彩景でりこ
サチのお寺ごはん 3 (A.L.C.DX)サチのお寺ごはん 3 (A.L.C.DX)感想
大豆の甘辛煮をぱくぱくと食べたい。
読了日:1月19日 著者:かねもりあやみ久住昌之青江覚峰
波よ聞いてくれ(3) (アフタヌーンKC)波よ聞いてくれ(3) (アフタヌーンKC)感想
ミナレのことは憎めない!
読了日:1月13日 著者:沙村広明
僕とサオダケの日々 (B`s-LOVEY COMICS)僕とサオダケの日々 (B`s-LOVEY COMICS)感想
クリスマス、女子の会話に感化されるリョウ!女子か!かわいい。平和。
読了日:1月7日 著者:会川フゥ
しょうがの味は熱いしょうがの味は熱い感想
息苦しい恋愛だ
読了日:1月7日 著者:綿矢りさ

読書メーター

「夫のちんぽが入らない」は、タイトルから察せられますけどとてつもない本でしたね、購入時、お店のレジで、立派なレジで、「夫のちんぽ」とデジタル表示されて、うっひょいとなりました。あ、ぜんぶポイント使ってください、なんつって長引く。クソオシャレな蔦谷書店で買ったんですけどまあこれが見つからなくて。「おいおいオシャレにちんぽはいらねーってか」と毒づきたくなるようなそんな見つからなさぶりでした。すぐ近くにある街の本屋さんなんか平積みどころか特設コーナー設けられてたってのにどうよと思う。(ポイントを使いたかったのでどうしても蔦谷でないとだめだったんだ)
内容もすさまじく、作者のこだまさんの薄幸ぶりが際立っていたし、大学の時の夫さんのあだ名が「中学生」(中学生のジャージを着ていたから。大学生でよ!?)ってエピソードすごい。夫さんは、たぶんすごい「変な人」だ!と思わずにはいられなかった。
あ、これ別記事にする案件ですね、すみません。
しかしこの本のおかげで大手を振って、ちんぽちんぽ言えるのでありがたいですね。あんまり言ったらいけないかな。

作者のこだまさんが、好きな本、としてブログで紹介されていた文月悠光、植本一子さんの本も、とても面白かった。

蟷螂の檻、は昭和暗めBL、座敷牢に隠された子が絡み殺人事件が起きてもおかしくない名家のごたごた。(そしてそこに名探偵がきてもいい)
皆でよってたかって真面目な主人公を袋小路に追い詰めている感。不憫すぎる女子(BLにおける嫁、という路傍の石…)は丁寧に描かれており可愛く不憫で、なんとかしてやってくれと思う。BLなのに。

土井先生のレシピは色々作りたいと思う。

などと言っていますが「堕天作戦」がいちばんアツいです私のなかで。